皆殺しのタンヴァリン

シナリオライターのカルロス修之介です。

妹の恋人

妹の結婚式にいってまいりました。

前日になって初めて『ごめん、招待状忘れてた。』と
妹からメールをもらった訳ですが
行って見てさらに驚いた事に教会式でした。

ウワー
俺、本当になにも知らされてねー。
ってな感じで式がはじまりました。

はじめて教会式というものをみたのですが
ヴァージンロードを父親が花嫁をつれて歩くんですよね

うちの親父は厳格だし古い人なのでよく承諾したなーと
なんか感慨深く入場をまっていたんですよ。

明かりが落ちてドアが開きます
浮かび上がる二つのシルエット


 白いドレスの花嫁と

 モーニングは着てるけど
 ”スキンヘッドでサングラスの親父”が立ってました。


・・・お父さーん。
サングラスはずし忘れてマスヨー
聖歌がゴッドファーザーのテーマに変わりそうデスヨー

聖歌隊が歌ってたので聞こえませんでしたが
擬音は『ざわっ・・・』だったに違いありません。
そりゃあ驚くよな。
身内の俺が驚いてるんだしな。

それでも花婿へ妹をエスコートする親父の姿をみてると
ぐっときてしまいました。
信念があるとはいえ融通がきかなく頑固なあの親父が・・・。

後に親父は語りました。

 『俺も今日はさすがに気をつかうさ、
  ヒゲは剃ったし頭も昨日剃りなおした。
  サングラスだって色の薄いのを選んで買ってきた。』

確かに帰りの親父のサングラスは式の時と違って
ちょっと色濃く形も悪度が増してました。
・・・そうか、気を使ってたんだね。

さらに聞いた話だと、俺はキリスト教ではないので
紋付袴でお願いしたいのだがといって却下されたとの事。
・・・そうか、気を使ってたんだね。


そんな幕開けの結婚式も順調にすすみ
最後の新郎父の挨拶になりました。

 妻を17年前になくし
 くしくも同じ7月にこの時を迎えた今
 二人に送る言葉は一言だけです。

 健康に二人で生きてください。

すばらしい式でした。

ひろ君。アヤコ。
おめでとう。
妹をよろしく。




・・・ここでしめやかに終わりたかったのですが
エピローグがあります。

式が終わって叔父と二人
ロビーで皆が降りてくるのをまっていました。

 『あの…アヤコさんのお兄さんですよね?』

不意に声をかけてくださった方がいました。
妹の元上司だったそうです。

ようし、ここはひとつ兄としての尊厳を踏まえた挨拶をしよう
そう思い

 『本日はお忙しい中・・・』
と頭を下げたかけた時に言われました。

 『前にHPを会社の皆でみましたよ!』
頭が止まります。

 『コスプレお兄さんですよね!』

・・・それでか。

式の最中やたら見られるなーと思ったけど
・・・それでか。

別にモテモテだって訳じゃないのか。
また勘違いか。

ダレカタスケテー

オメデトー
スポンサーサイト
日記 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME |